常設展示@会津民俗館
県内旅行&博物館行脚シリーズ、会津編です。
スタートは猪苗代にある会津民俗館。いわゆる民俗資料を中心にした展示です。同じような資料を大量に収蔵展示しているのも、いかにも民俗な感じでした。
管理室兼展示室のほか、数棟の古民家が見学できます。民家に民具を展示しているというよりも、収蔵しながら展示しているという感じです。古民家が常設された館にはよくある形かもしれません。福島県内では、いわき市の暮らしの伝承郷や白河市の表郷公民館にある古民家などの方法が似ているように思います。
博物館における収蔵展示では、南会津町の奥会津博物館や山形県新庄市の新庄ふるさと歴史センターなどが思いつきます。個人的には、古民家やこれらの収蔵展示を行っている館の民俗の展示が好きです。
刺し子の仕事着にも興味がありましたが、アンカが大量に収集されている様子が一番好きでした。同じような資料をたくさん集めて比較しなければわからないこともありますから。
常設展示@いわき市石炭・化石館 ほるる
やはり少し前のことになりますが、いわきにいってきました。11月初旬の三連休は、県内小旅行&博物館めぐりをしていました。初日は須賀川・郡山、そして二日目はいわきです。
ということで、いわき市にある石炭・化石館ほるるに行ってきました。実は何年か前に駐車場までは来たことがあるのですが、閉館後だったため、入ることができませんでした。
今回は初潜入。企画展はアポロに関するもので、小さい企画展示室に所狭しとパネルが掲示されていました。個人的には常設展示の方が好みだったので、そちらを中心にレポートいたします。
最初にあるのが化石の展示で、現物・複製混じっていますが、展示資料が多いので、面白かったです。開放的なところも自然科学系の博物館ならでは、といった感じでしょうか? 以前、福井県の恐竜博物館にいったときも感じましたが、恐竜に関する館は親子連れが多いですね! 歴史系の博物館とは来館者の雰囲気からして違います。
この館の面白いところは、自然科学系の博物館と思いきや、後半は石炭採掘を中心にした歴史系の博物館なところです。テーマを絞った総合博物館、といった感じでしょうか。後半の展示はあまり更新されていないように思えますので、学芸員は自然科学系の方ですかね・・・・・・。
ほるるは、半日くらい時間をとってゆっくり回るのがおすすめです。
しらかわ読書会(第6回:森見登美彦『太陽の塔』&本の交換会)のご案内
日時:2019年12月21日(土)15時から18時
場所:cafe EMANON (白河市本町9)
参加費:無料(ワンドリンクorフードの注文をお願いします)
内容:課題の本を事前に読み、参加者で感想を交換し合うイベントです。お茶を飲みながら、ゆるくまったりやります。
☆今回は本の交換会も同時実施します! (17時~)
持ち物:新品の文庫本(おおむね千円以内)
ルール:ゲーム形式のプレゼント本交換会を実施します。「中身がわからないように」
包装した本をお持ちください。
参加方法:ラインかメール、TwitterのDMでお願いします。
shirakawa.bookclub@gmail.com
@shirakawa_book
特別企画展「甦る文豪たち」@こおりやま文学の森(郡山市文学資料館・郡山市久米正雄記念館)
もう二週間以上も前のことになりますが、郡山市にある文学館にいってきました。
前から行ってみたかった館のひとつで、以前、レポートした須賀川の美術館からのハシゴでした。
目的は特別企画展。はしゃぐ芥川の映像を見ることができるということで、いってきました。
写真撮影ができないのでなかなかレポートのしようもないのですが、小さい企画展示室でしたが、マルチメディアを活用してボリューム感を出した展示、という感じでした。
感心したのはスピーカーですね。いくつもの映像が小さめの展示室のなかで再生されているのですが、指向性のあるスピーカーを利用しているため、あまりほかの映像の音を気にせずにみることができました。
文学館の展示はどうにも立体的になりにくく、また一次資料よりも二次資料が中心の展示になりがちです。本展もその例に漏れないのですが、映像が中心の展示を文学館でやることは面白いな、と思いました。
文学資料館のあとは、久米正雄記念館を見学してきました。同じ敷地内にあるのですが、敷地内の紅葉がきれいでした。
わたし、個人の家が移築された記念館が(比較的)好きだということに気がつきました。それとも単に古い建物が好きなのかもしれません。閉館間際でしたが、ゆっくりしてきました。
それとこの企画展、なんと図録が無料でした。太っ腹。補助金でも入っているのかなぁ・・・・・・売り物にできない理由がありそうです。
「柔らかな版」@現代グラフィックアートセンター(須賀川市)
3連休は博物館・美術館行脚をしています。
初日は須賀川市にあるCCGA現代グラフィックアートセンターに行ってきました。DNP(大日本印刷)の財団が運営している私営の美術館で、との関係からか印刷技術と関係のあるものをコレクションしているようです。
いま開催している企画展では、スクリーンプリント(シルクスクリーン)に関する企画展を行っていました。いわゆる芸術作品だけではなく、商品やイベント、演劇のポスターなども展示されていました。
作品に最小限のキャプションをつけた形の展示で、モノを見せようという展示でした。わたし自身は美術の素養がないので、丁寧なキャプションがついている方が好みですが、ポスター類はもともとメッセージのあるものですので、結構、楽しむことができました。
個人的にはスクリーンプリントという技法に関する説明パネルが1枚あれば、もっと作品を楽しむことができるようになるのではないかと思いました。
しらかわ読書会(第5回:太宰治「女生徒」)のご案内
課題図書:太宰治「女生徒」
日時:2019年11月23日(土)15時から17時
参加費:無料(ワンドリンクorフードの注文をお願いします)
内容:課題の本を事前に読み、参加者で感想を交換し合うイベントです。お茶を飲みながら、ゆるくまった
りやります。
☆課題図書は、青空文庫でも読むことができます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/275_13903.html
参加方法:ラインかメール、TwitterのDMでお願いします。
shirakawa.bookclub@gmail.com
@shirakawa_book